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タグ: 環境

2009.10.01 16:46:38
atelier_ten

新政権発足以来、国土交通省の前原大臣がニュースでよくみかけます。

ダム計画の中止・見直しや米軍基地移転、高速道路などの公共事業の見直しなどなど・・・。
スケールの大きい話ばかりです。

 

これらのテーマの多くは建築とも関連する事柄ですが、環境や経済の大きな流れを見ながら考えないと効果がでなかったりするかとおもいます。

 

ダムを例にとれば、もともとは飲料水などの確保、川の氾濫などによる災害の防止などですが、現状をみてみると川は急激な増水による氾濫をしていたり、ダムの下流域に砂が堆積しなくなり河口付近で砂浜が減少したり、山の保水力がなくなり自然の治癒力が落ちたりしています。

 

山の自然が破壊されていくことは森林資源の減少により温暖化にも一役買うことになります。
また、山のみならず川も護岸整備としてコンクリートで水路化しているため共に保水能力が失われています。

自然のままの場合、雨が降るとある程度の雨水は地面に浸みこんでその後徐々に浸み出したり、地下水を流れたりします。これにより急激な川の増水が避けられたり、地下浸透により浄化された地下水を飲用水として利用したりできていました。

 

現在はどうでしょう。川はすぐに氾濫する。道路の排水も追いつかずすぐ冠水する。
水道水として濾過する費用がかかり水道代がかさむ。ときにミネラルウォーターなど購入している。
工業用水などの利用もあり、地下水が減少している。

 

こういう見方をすると、自然との共生だけでなく人の営み(経済活動)としても負のスパイラルに陥って機能不全を起こしているともいえるでしょう。

 

この分野を取り扱うことは様々な分野(環境、建築土木、経済・・・)を横断して考えなければならず、正確な情報と高度な知識、判断が求められます。
今までの政策は、それぞれ個別に、どちらかといえば関係各所の利害関係をものさしとして進められていた感がありますが、新政権では大局的な見地から取り組もうとしているようですね。


これは非常に困難なことに取り組んでいることになると思いますが、ぜひよい方向(環境改善、自然との共存、経済活動の促進・・・)に進めてもらいたいものです。

 

それにしてもこの分野に触れると話がどんどん長くなります^^;
また折をみて触れてみたいと思います。


  民主党 | 公共事業 | 自然 | 環境 | ダム | 治水
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